会社員の59%が「悪臭」被害者!相手を傷つけない体臭の伝え方
そこで、上司の出番です。
同僚からの指摘は、人間関係のこじれを招く可能性もあります。同じ職場ににおいの気になる人がいたら、直属の上司に相談しましょう。
本人に気づかせるような根回しは、トラブルのもと。指導者が「仕事として伝える」のがいちばんです。
においのなかでも、もっとも嫌われるのが、口臭です。気になるお口のにおい、上司から部下への伝え方として、こんな方法はいかがでしょうか。
■1:身だしなみ規定として歯科受診を義務づける
髪型を社内の身だしなみ規定に合わせるために、規定どおりに染めさせたり、カットに行かせたりすることはめずらしくありません。
ここは思いきって、歯科受診を全員に義務づけるのはいかがでしょうか。
実際に「お客様に対面する仕事なのだから」と、この取り組みをしている、飲食店の経営者にお会いしたことがあります。
指導者は、個別指導をせずに済み、社員は歯科検診に行く機会を得られる。とても効率的な方法ではないでしょうか。
■2:「接客業なのだからにおいケアを徹底しよう」とはっきり伝える
人と接する仕事をしている以上、においケアは必須です。
お客様に接したときに、マイナスイメージになっては、本人にとってもよくありません。