成人の3%が該当!ADHDの人が「力を発揮できる」10の職業
明確な手順やインセンティブを持つことで、目標を達成できるのです。
■6:起業家
絶えず決定に迫られる起業家は、会社を存続するために大きなエネルギーが必要です。そして、それを投資家や従業員、顧客ともそれを共有しなければいけません。
こうした仕事や組織をつくること、計画を立てることはADHDを持つ人にとって苦手な分野と考えられがちです。
しかし、ADHDに関する書籍の著者であるケビン・ロス・エメリー博士は「情熱の分野にいるときADHDを持つ人は、生き生きとするのです」といいます。つまり、自分が熱意を持って始めた事業であれば、苦手な仕事も克服することができるのです。
■7:ノルマのあるセールスマン
外回りの営業は、常に新しい顧客と会う必要があり、ノルマという明確な目標があります。常に事務所内に閉じこもる必要がなく、9時5時のスケジュールで動くもありません。
エメリー博士はこうした「箱の外」の環境はADHDの人達にとって力を発揮できるものだといっています。
■8:整備士
車、船、バイクを試乗したり修理したりするのは体力のいる仕事。どこをなおす必要があるのかはそれぞれ異なり、なにが故障の原因なのかを考える必要もあります。