数字は言葉と同じ!少しずつ「数学脳」になっていく簡単な考え方
ではなくなりますね。
「数字って、なにかを表現する“言葉”にすぎないんですよ、なにも難しくないでしょう?
『数学が苦手だな』という感覚を克服する第一歩は、数字も漢字もひらがなも全部同じ、いずれもなにかを表現する言葉なんだと認識するところからはじめるといいでしょうね」(深沢さん)
数字も言葉。このような考え方をすれば、確かに苦手意識はなくなりそうです。
■ビジネスではアタマの使い方が必要
深沢さんの新刊『10戦9勝の数字の使い方』には、文系人間にこそ身につけてほしい「ビジネス数学思考」や「論理思考のセンス」のヒントがたくさん。
それらが身につけば、ビジネスのさまざまな場面においての問題解決や、議論を展開する際に役立ちそうです。
「数学とは、アタマを使うセンスを磨く“スポーツ”だと私は考えています。テストでいい点を取ることが、数学を学ぶゴールではありません。
ビジネスに微分積分などの数学的な知識を直接必要とすることも、きっとほとんどないでしょう。
ビジネス数学に必要なのは、そういった『知識』ではなく、算数や数学でトレーニングした『アタマの使い方』なんです」(深沢さん)
この本を読んでもっと数学脳を鍛えたいなと思ったら、ぜひ『Suzie』のバックナンバーにある深沢さんのコラムを、遡って少しずつ読んでみてください。