数字は言葉と同じ!少しずつ「数学脳」になっていく簡単な考え方
は、12冊目の著作。
「でも多くの人が、『えっ、社会人になってもまた数学を勉強しなおさなくちゃいけないの?』って誤解をするんですよね。
数学的センスを身につけるには、日々のわずかな時間、たとえば1日1分でいいんです。ちょっとしたスキマの時間に数学的なことを毎日続けて、少しずつ時間をかけて数学脳になっていくのがいちばん簡単です」(深沢さん)
公式や定理を覚えなおしたり、難しい問題をたくさん解いたりするのは大変ですが、1日1分程度でいいなら、なんとかなりそうな気がします。
■数字も漢字もひらがなも全部同じ!
でも、「数学的なこと」って?いったい、なにをしたらいいのでしょう?
「企業研修やセミナーの最初に、受講者にいつも数字の言葉遊びをしてもらいます。たとえば、『数字を使って自己紹介をしてください』『あなたが恋人のことをどれくらい好きなのか、数字で表してみてください』というふうにね。
そうすると『私の身長は160センチです』とか『私は彼のことを90%愛しています。ここからもっと増えていく可能性があります』なんていうふうに話してくれるんです」(深沢さん)
なるほど。
そう考えてみれば、数字は「数学で使用する特別な記号」