最大で年5000円も差が出る!お得な401k金融機関の選び方
というご自身のスタイルを確認してください。
なぜなら、401kは一つの投資であり、長期戦だからです。
投資にはコストがかかります。さらに、いったん始めたら、原則10年間は支払を止めることはできませんし、60歳になるまで現金として引き出すことはできません。
つまり、自分にとってのメリットを最大にするには、自分自身が安全志向型か、それとも積極的に投資にトライするタイプなのかを見極める必要があるのです。
■金融機関選びのポイントは「ランニングコスト」
401kの金融機関を選ぶときのチェックポイントは次のとおりです。
1.事務手数料(特に口座管理手数料)
2.投資信託の保有コスト(信託報酬)
3.商品の種類と品ぞろえ
1.と2.は継続的にかかる費用、つまりランニングコストです。1.は資産残高に関係なく定額で払うべきコスト、2.は資産残高に比例して増えるコスト。
ランニングコストは、ひとつひとつは少額でも長期間にわたって払い続けるため、最終的には膨大な金額になります。毎月の掛け金や資産残高が少ない人、安全志向型の人は1.を重視し、もともと投資に関心があり、余裕資金で401kへ積極的に投資をしていきたい人は2.を重視すべきだといえます。