最大で年5000円も差が出る!お得な401k金融機関の選び方
3.はすべての人に必要な共通項目です。投資の原則といってもよいでしょう。
■口座の管理費用がもっとも低い金融機関はココ!
掛け金や残高を少なく済ませたい、あるいは、定期預金などリスクの低い商品で401kを検討したい場合には、事務手数料を意識した方がよいでしょう。
なぜなら、定額で払うコストは、401kに投じる資産額が少なければ少ないほど、最終的な投資結果への影響が大きいからです。
401kの事務手数料は加入時手数料と口座管理費用の2つがあります。具体的には、次のようになっています。
もっとも注目すべきは「口座管理費用」です。その理由は、いったん加入したら60歳まで毎月払い続けることになるからです。
同時に、口座管理費用は金融機関によって異なります。最大で年間5,000円ほど差が出ることもあります。
35歳から60歳まで掛金を支払う場合、口座管理費用だけでトータル175,000円の差額が生じることになります。
このとき、毎月の掛け金額が最低額の5,000円であるならば、投資総額は5,000円×12ヶ月×25年=150万円。
つまり、金融機関の選び方を間違えると、口座管理費用だけで投資額の1割以上の損をすることになるのです。