39%の人がネット情報を信じない!原因は言葉選びが悪いから?
が正しい文章です。
会話の上ではそこまで厳密にいう必要はありませんが、書き言葉の場合は過度な省略を避け、正確な言葉遣いをするように心がけましょう。
■3:いつでも相手の気持ちを考えた言葉を選ぶ
最近ネット上では、「劣化」という言葉がよく使われています。
芸能人などの容姿が衰えたことを指しているのですが、これは本来、モノに対して使われる言葉。「容姿が衰えた」「不細工になった」だけでも充分失礼ですが、「劣化」はモノ扱いですので書かれた方がどんなに傷つくかという想像力に欠けています。
また、現在は「看護婦」を「看護師」に、「保母」を「保育士」に、「父兄」を「保護者」に置き換えるようになっています。しかし、ある言葉を使わないようにしたからといって、使われている文脈が差別的であればそこに不快感は生まれます。
そして、「エイジ・ハラスメント」も問題になります。
日本は若さを称賛する社会なので、「老けた」を意味する言葉は可能な限り使わないようにしましょう。
「おじいちゃん」「老人」はもちろん、テレビのレポーターなどが年配女性に話しかけるときに使う「おかあさん」という言葉も不快に感じる人がいます。