うつ病は世界に3.5億人も!メンタルヘルスに関する8つの誤解
■間違った通説2:強迫性障害は潔癖に絞られる
強迫性障害とは、自分の意思に反して不快な考えやイメージが頭から離れない、自分では抑えきれない精神疾患の一種です。
強迫性障害には異なるタイプがあり、そのひとつのタイプでは、潔癖症であらゆるものが汚れていると考えます。しかし、この症状は一例であり、他にもさまざまな症状があります。
■間違った通説3:メンタルヘルスの問題は大人だけが抱える
10人に1人の子どもや若者が、勉強のプレッシャーやいじめ、家族や友だちとの死別などによりメンタルヘルスに問題を抱えるそうです。
このときには適切な支援や治療を利用することが非常に重要です。精神疾患を早く治療できれば、問題が増えたり、のちの人生で再発したりすることを防げるでしょう。
■間違った通説4:統合失調症の人たちは暴力的で攻撃的
統合失調症の診断がある人は、他人よりも自分自身に対して危険になる傾向があります。残念ながら、この病気を持つ人の一部は、妄想的になったり、ドラッグやアルコールを使用したりすることで暴力的になります。
とはいえ、ごく少数の人たちしか、暴力的にならないのです。事実、殺人や凶暴な犯罪事件のほとんどは、精神的障害を抱えていない人々によって引き起こされます。