うつ病は世界に3.5億人も!メンタルヘルスに関する8つの誤解
■間違った通説5:意志が弱い人だけがメンタルヘルスに問題を抱える
私たちの4分の1が、人生のどこかの時点でメンタルヘルスに問題を抱えるそうです。精神障害は差別的なものではなく、誰にでも起こりうるのです。それは弱さの表れではありません。
■間違った通説6:精神疾患は怠惰と悪い行いの言い訳にすぎない
精神的障害は医学的に認識されています。これらの症状は好んで持つのでもなく、また説明のしようもないのです。誰かがうつ病を経験するときには、たとえばベッドから出られないと感じる、日常活動をすることができないと感じるのです。
そのため、うつ病の人が、怠惰というわけではありません、うつ症を患う人で、その症状を改善させて人生を取り戻したいと強く願っても、それができないのは、症状が非常に重いからです。
■間違った通説7:うつ状態になるのには理由がある
うつ病はときどき、トラウマ的な経験や死別などの出来事によって引き起こされます。しかし、常にそうだというわけではなく、原因はさまざま。
家系、しつけ、ストレスのたまる出来事、ライフスタイルなど、すべてが影響するのです。症状を引き起こすと特定できる原因が分からない場合もあり、対処することや回復することが難しくなります。