くらし情報『出世できる銀行員はたったの2%!金融業界の知られざるウラ事情』

出世できる銀行員はたったの2%!金融業界の知られざるウラ事情

目次

・1:銀行員は同期が出世したら全員出向しなくてはいけない
・2:銀行のクレーム対応者はなにがあっても席を立たない!
・3:証券マンは相手が損しても決して自ら謝ってはいけない
・4:わずか20%の大口顧客が企業の主な売上を支えている
urajijyou


どんな業界にも、表向きには明らかにされていない裏事情があるもの。知らず知らずのうちに、お店が仕掛けた戦略に引っかかっていることもあるでしょう。

そこで注目したいのが、『お客に言えないまさかのウラ事情』(丸秘情報取材班編、青春出版社)。さまざまな業界の商売のカラクリやタブーを取り上げた書籍です。

「なぜあの店で衝動買いしたくなるのか」「なぜカット野菜はいつまでもパリッとしているのか」などという身近な話題から、「景気と赤い車の法則」や「モンスーンが服と金が値上がりする」など、知っていると雑談にも使えそうなネタまで盛りだくさん。

今回はそのなかから、金融業界や経済にまつわるウラ事情をご紹介します。

■1:銀行員は同期が出世したら全員出向しなくてはいけない

銀行には、古くから特殊な人事の慣習があるそうです。それは、「同期から役員が誕生したら、その世代の行員は全員出向しなければならない」というもの。


銀行では出世競争が激しく、昇進レースを勝ち抜けることができるのは同期のなかでせいぜい2~3%。40代半ばで支店長や部長に昇進する人が出はじめ、50代くらいで役員に昇進する人が現れます。

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