これで苦手意識が吹き飛ぶ!どんな人でも夢中になる数字のゲーム
では、<ゲームB>ではどうでしょう?現実離れした内容のゲームですが、もしも当事者なら夢中になって正解を追いかけるはずです。
そして、そのときは決して「数字が苦手だからストレスを感じる」などとは思わないはずです。
■数字が苦手な人はいない
つまり、人間は「数字」そのものが不快なのではないのです。
単に、意味づけされていない状態で数字を使うことを強要されるのが不快なだけ。おそらく多くの方にとってそれが、かつての算数や数学の授業だったのでしょう。
「数字が苦手」な人など、本当はひとりもいません。
数字という言語にきちんと意味づけさえできれば、数字を読んだり、口に出したり、サクッと計算することも不快ではなくなります。
たとえば「営業利益率」という数字は、儲け方が上手か否かを測る数字ですね。
そう意味づけをしてこの数字を読めば、自分のビジネスと世界中の企業とを比較することができます。
またビジネスがうまく“まわっているか”を測る数字という意味づけをすれば、「在庫の回転率」という数字についても、前月や前年との比較がおもしろくなるかもしれません。
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「数字の並んだ表を見ただけでクラクラする……」