その時間は必要?それともムダ?うまく「時間配分」できる考え方
本当はそこには誰もいないのに、いるような気にもなるし、いるつもりで、お礼や報告、お願いごとをするわけです。すると、なぜかピリッとした気持ちにはならないでしょうか?
著者によればそれこそが重要で、「誰もいないときにも誰かが見てくれている。だからちゃんとしよう」と、だらけたころにピリッとすることが出来る癖づけをしているように思うのだというのです。
つまりそういう意味において、過去を振り返ることもまた必要なのではないかという考え方です。
■うまく時間配分するためのポイント
いずれにせよ、このように時間配分は重要。まとめてみると、
○よい段取り:必要な時間を意識し、ムダな時間も必要な時間にしてしまう
△惜しい段取り:必要な時間とムダな時間をきっちりと分け、いつも余裕がない
×悪い段取り:ムダな時間を過ごし、自分しかできないことをしていない
ということになるのだとか。「忙しい忙しい」と言葉にするだけになってしまわないように、心がけておきたいものです。
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全体を通し、段取りのよい人と悪い人とをシチュエーション別に、しかも具体的に比較しながら説明が進められていくためとてもわかりやすい内容。