数字も立派なオモテナシ!なぜ日本の会社員には理解できないのか
こんにちは。深沢真太郎です。
ビジネスパーソンを数字と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。
リオデジャネイロ五輪での日本人選手の活躍、素晴らしいですね。私も感動とパワーをいただいており、4年後の東京五輪をとても楽しみにしているひとりです。
そういえば、東京五輪の開催決定時のプレゼンテーションで話題になったのが、滝川クリステルさんのあの名言、「オモテナシ」でしたよね。
日本はオモテナシの国である、そんな素敵なメッセージでした。
……ではそろそろ本題に。
そんな日本のビジネスパーソンに、はたして「オモテナシ」の心は本当にあるのでしょうか。
■オモテナシの国なのにオモテナシ不足
というのも、私が研修やセミナーでお会いする方々とお話しすると、どうもこのような悩みやストレスがあるようなのです。
「私の上司はいつも数字で説明することを求める。それがすごくイヤ」
「客先の担当者が数字アタマで……。データを揃えたりするのが面倒くさい」
なるほど、気持ちはよくわかります。
でも私は、「オモテナシの国のビジネスパーソンとしては、ちょっと寂しいコメントだな……」