衝撃の事実が判明!初潮はじまった年齢で「その人の寿命」がわかる
いわゆる遅咲き、つまり初潮を迎えたのが遅かった女性ほど、長生きの傾向にあるというのです。
具体的には、12歳かそれ以上の年齢で初潮を迎えた女性は、それ以前に生理がはじまった人々よりも90歳の誕生日を迎えられる可能性が高かった、というもの。
さらには、更年期のはじまりと寿命との間にもなんらかの関連があることが判明。
50歳以上で閉経し更年期を迎えた女性は、もっと若い年齢で閉経した人にくらべて90歳に達する確率が高かった、というのです。
■喫煙習慣の有無が長生きに関係?
こうした、寿命と初潮・閉経時期との間にどんな因果関係があるのかは、いまのところ明らかになっていません。
しかし、手がかりはあります。
このデータでは、閉経が遅く更年期のはじまりが遅かった人々は、総じて喫煙を好まず、糖尿病になることも少なかったというのです。
こうした人々は心血管疾患などの発症も少なく、全体的に健康であることも明らかになっています。
これについて主任研究員のシャドゥアブ氏は、まだ仮説の段階だと前置きしつつ「閉経が遅い女性は、循環器に関するリスクも低い傾向にある。喫煙習慣は循環器や卵巣によくない影響を与えるため、それが更年期を早める一因になっているのではないか」