くらし情報『3人に1人が後悔している!賃貸契約時に見落としNGなポイント』

3人に1人が後悔している!賃貸契約時に見落としNGなポイント

と気づいたとしても、この「現状有姿引き渡し」の記述があった場合、入居開始後に「エアコンがついていない」と文句を言うことは出来ないということになります。

もし契約前に「エアコンがついていない」ことを気付いていたら、他の物件を選ぶということもできたはずですし、大家さんに「エアコンをつけてほしい」と交渉をすることもできたはずです。

■仲介業者は入居者へちゃんと説明している

もし入居者が勘違いや誤解をして入居した際は、仲介業者に責任があるのではないか、と思いませんか?

もちろん仲介業者としては、重要事項説明をする義務がある為、入居者が内容をしっかりと理解したうえで、契約を結ばなければなりません。

それを怠れば、「宅建業法違反」になってしまうからです。

それでもトラブルが絶えないのは、仲介業者がちゃんと説明をしているにも関わらず、入居者がちゃんと聞いていないからだと考えられます。

重要事項説明は時間を要しますし、ただ文章を読み上げる儀式のようなものに思われがちですが、重要事項説明はトラブルを回避するために、国が定めた法律に基づく重要な行為であることをご存知ですか?

仲介業者が重要行為だと認識しているほど、入居者が認識していないことが多く、それがトラブルの一番の原因になっていると思われます。

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