2015年4月20日 18:00
ピルより効果的な避妊方法が「7%しか使用されていない」と判明
みなさんは、最も効果的な避妊方法が何かご存知でしょうか?
それは、Long Acting Reversible Contraceptiveこと“LARC”。聞き慣れない言葉ですよね。これ、実はせっかく効果があるのに、10代の7%しか使用されていない状況なのです。
避妊は、望まない妊娠や性病を避けるために、女性が知っておかないといけない知識のひとつ。そこで、海外ニュースサイト『The Atlantic』より、LARCについて詳しくご紹介します。
■LARCが避妊を望む女性に最適な理由
アメリカでは今、10代の妊娠率が大幅に低下しています。1991年には15~19歳の女性1,000人当たりの出産件数が61.8件ありましたが、2013年には女性1,000人当たりの出産件数は26.5件に減少。
避妊具の使用により、10代少女による出産は減りつつあるのです。
しかし、10代が使う避妊方法の多くはコンドームとピル。最も効果的な避妊方法だと考えられているLARC(可逆的避妊法)を使っている人は、まだ少ない状況です。
このLARCとは、避妊リングなどの子宮内避妊器具や皮下ホルモン剤インプラントなどの色々な種類の、長時間作用型の可逆的避妊法のことを指します。