実は99%花粉をカットしてくれない!プリーツ型マスクの落とし穴
これでは、マスクをしていないのとそれほど変わりません。立体型にしても、漏れ率が60%を超えるものが多かったので、飛沫や花粉の侵入を防ぐのは難しいと考えられます」
渡辺さん、この事実を教えてくれてありがとうございます!ほとんどの人が表示を信じて疑わずにマスクを購入するでしょうから、どうしても生まれる隙間についてまで考えたことはなかったのではないでしょうか?
しかし、鼻水がダラダラと垂れる状態で人前には出られず、マスクを手放すわけにはいかない人も多いでしょうから、もしマスクを使用する場合はせめて立体型を選んだ方が良さそうです。
ちなみに、渡辺さんの書いた『使うなら、どっち!?』には、マスク以外にも、シャンプーや洗剤、薬やサプリメント、消臭剤など、家庭で使う約200もの日用品が体にどんな影響を与えるかの調査と比較がされています。
衝撃的な事実が満載なので、本当に体に優しいものを使いたい女性には、必読の一冊ですよ。
(文/中田蜜柑)
【参考】
※渡辺雄二(2014)『使うなら、どっち!?』サンクチュアリ出版
※ウイルス対策をうたったマスク-表示はどこまであてになるの?--独立行政法人国民生活センター
【取材協力】
※渡辺雄二・・・1954年生まれ。