1年に338時間も遊ぶ「父子」が本当に楽しく過ごすヒント4つ
子供達は瞬間を生きています。おもちゃ、チョコレート、散歩中に見かけたチョウチョ……。こうした些細なものの全てに触れる一瞬一瞬から、大人には感じられない幸せや喜びを得ているのです。
こうした小さな喜びを奪っていないかどうかを常に考えることが、子供達と過ごす上では重要なのです。
■2:固定観念に縛られないで楽しむ工夫をする
大人が子供を楽しませるためには、どうしたらいいのでしょう?
大人は固定観念に縛られがちです。例えば、「ボールを蹴るのは楽しい」「歯磨きは楽しくない」なんて思ってはいませんか?
でも歯磨きだって、工夫次第で楽しくすることはできるはずです。
例えば子供に服を着せることは、子育ての上で誰もが直面する困難のひとつです。出かけるときに、なかなか服を着ようとしないというのは、子育てでは必ず見る光景。
子供たちは大人が急ぎたいと思っていることも、ときには着替えること自体の必要性すらよくわかっていません。
ただ「楽しいかどうか」ということしか考えていないし、見えていないのです。子供たちは一瞬の楽しさを、敏感に感じています。大人が楽しむ工夫をすれば、それをきちんと感じ取ってくれるものです。