離婚女性はメタボリスクが31%も低い!結婚と健康の意外な関係
未婚の男性は既婚の男性より、心臓病になるリスクが14%も高いというデータもあります。しかし女性は、未婚既婚で特に違いがありません。
研究チームのジョージ・プロービディス博士は「女性は結婚しなくてもあまりデメリットがありません。結婚によるメリットは男性の方が大きいのです」といいます。
女性は、未婚でも生涯健康に過ごせる可能性が高そうです。パートナーがいてもいなくても、セルフケアが行きとどいているということでしょうか。
■2:離婚も再婚も健康には影響しない
また、離婚はストレスがかかって健康に悪影響を与えそうなイメージですが、そうでもなく、男女ともに健康には悪影響を及ぼさないそうです。
それどころか、この研究で20代半ばから後半にかけて離婚した女性は、結婚したままの女性より、メタボリックシンドロームになるリスクが31%も低いという結果が出ています。
また、離婚は男性の健康にもメリットがあります。30代後半に離婚してすぐに再婚しなかった男性は、結婚したままの男性より糖尿病になるリスクが低かったというのです。男女どちらにとっても、気に入らない相手と無理して一緒にいることは体によくないのかもしれませんね。