くらし情報『実績は8000人!人材育成のプロ直伝「部下を責めない叱り方」』

実績は8000人!人材育成のプロ直伝「部下を責めない叱り方」

実績は8000人!人材育成のプロ直伝「部下を責めない叱り方」


部下を叱るのは大切なことですが、とても難しいことでもあります。でも、『部下がついてくる人、離れていく人の叱り方』(齋藤直美著、あさ出版)は、部下を叱ることについて悩んでいる人を救ってくれるかもしれません。

著者は、外食チェーン本部の人材育成部署で約8,000人の教育・研修を担当した実績を持つ人物。

現在もさまざまな業界のリーダー教育に携わっているといいますが、そうして培われたノウハウが、ここでは明らかにされているのです。

第3章「伝え方・言葉編すぐに実践できる“差”がつく叱り方とは」から、叱り方についてのポイントをひとつ引き出してみましょう。

■ 「Iメッセージ」と「YOUメッセージ」

まず意識すべきは、メッセージには「Iメッセージ」と「YOUメッセージ」があり、部下が離れていく人は「YOUメッセージ」のクセを出しがちだということ。

つまり、話の主題が「YOU(あなた)」になっており、知らずのうちに相手を責めているということ。例を見てみましょう。


(1)「こんなふうになるなんて、いったいなにをしていたんだ!!」

(2)「何度いったらわかるんだ!?」

(3)「そんなこともわからないのか!」

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