【旅を深めるミニ講座】知れば知るほどハマる、ガムラン&影絵芝居のディープな魅力 〜後編〜
実際に目にすることでしかエネルギーが補充されないんですよね。昨年から僕はテキスタイルのデザインも始めたのですが、それもバリに行くために始めた感じです」
——これから初めてバリ島を旅する人に、どんな旅のスタイルをおすすめしますか?
「腰巻きの布を市場で買って、常に携帯して町歩きをするのをおすすめします。昼間も夜も、どこかで必ず冠婚葬祭や寺の祭りをやっていてガムランの音が聞こえてくるのですが、腰布を巻いていれば、基本的には誰でも参加が可能なので。よっぽどの失礼がなければ何のお咎めもないので、ローカルな体験をしたい人にはおすすめです。もっと上級者の人ならば、緑いっぱいの景色を見られるホテルに泊まって、3日間くらい何もしないをしに行くことですね。ちなみに、僕が今まで行った中で一番贅沢したなと思ったのは、ジャングルに囲まれた部屋で『スター・ウォーズ』を全巻ぶっ通しで観たことです(笑)」
——それはかなり贅沢ですね(笑)。では、今後の川村さんの夢をお聞かせください。
「影絵をやり始めてから、自分の創作が美術作品のようになってきた感覚があるのですが、単純にすごくサイズの大きな影絵作品を作りたいですね。