フットサルも世界レベルに!タイに続きベトナムがW杯出場!
では昨年、ベトナムのタイソンナムが3位に入る快挙を果たした。近年力をつけてきたなかで、ついに手にしたワールドカップ初出場だった。
著者撮影 AFFフットサル東南アジア選手権で優勝したタイ代表
そして、東南アジアにはそのベトナムをはるかに上回る実績を持つ国がある。サッカーでも東南アジアを力強くリードするタイだ。東南アジアのフットサル王者を決めるAFFフットサル東南アジア選手権では、出場した全11大会の全てに優勝している絶対的な存在。2013年からは強豪のオーストラリアがAFF(ASEANサッカー連盟)に加盟したことでタイトル争いが激化しているが、未だ一度もタイトルを明け渡していない。
著者撮影
フットサルにおけるタイの実力は、「東南アジアの王者」にとどまらない。アジア選手権では2008年と2012年に準優勝、アジアクラブ選手権ではタイのチョンブリー・ブルーウェーブが2013年に優勝、2014年に準優勝している。最新の世界ランキングで、タイは14位。アジアの中では、世界レベルのイラン(5位)、そして日本(12位)に続く3番目のポジションにいる。急成長が始まったサッカーは今、ようやくアジアレベルで脚光を浴び始めたところだが、フットサルではすでに立派なアジアの強豪だ。