くらし情報『「もう少し手伝えたのでは…」遠距離が生んだ弊害、祖母のみとりを経て学んだことは【体験談】』

2024年3月24日 10:10

「もう少し手伝えたのでは…」遠距離が生んだ弊害、祖母のみとりを経て学んだことは【体験談】

介護について考える女性


私の祖母の介護が必要になったときの話です。両親と私が住んでいた家と祖母の家は、飛行機での移動が必要な距離。自宅から祖母の家に行くには、順調に進んでも半日は必要でした。交通費も時間もかかる遠距離に、悩まされることになりました。

近くに親族は住んでいたものの

1人暮らしをしていた祖母宅の近くには、父の弟と妹が住んでいました。2人が何かと気にかけてくれていたので、両親と私は祖母が元気なうちは年に1~2回会いに行くのみでしたが、いよいよ1人暮らしが危ないとなってきたとき、状況は一変しました。考えなくてはならないこと、やらなくてはならないことが多く、家が遠いからといって父母だけが何もしなくて良いという状況ではなくなったのです。

まずは、祖母が入所する施設探しです。
見学や入居説明会のために両親は頻繁に帰省をしていました。施設入居後は、祖母を見舞いながら空き家になってしまった祖母宅の管理。祖母宅は荷物の量が尋常ではなかったので、父の弟家族と妹家族だけでは手が足りません。また、祖母は自宅以外にも複数の土地を所有して管理していました。それらの管理にも人手が必要だったのです。

弱ってきた祖母。そして最期のとき

施設入居後、徐々に祖母は弱ってきて最期のときも近付いていました。

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