2024年4月23日 10:10
見覚えのない傘をつかんで「これ、私の傘よね?」と言う母。形の認識が曖昧に #母の認知症介護日記 62
まったく降りそうな気配はなく……。
もう一度確認してみると。
え……??
思っている以上に、形がわからなくなっているのかもしれません。
ひどい風邪をひいた姉が、あーちゃんの健康状態を心配して連絡すると……? まさかの返答。
※たんたん:ワフウフさん姉妹の父、あーちゃんの夫。認知症になる前から関係は最悪。
糖尿病の持病を抱えるあーちゃん。メールを見て、心の中で絶叫する姉。
あれだけ憎んでいたはずなのに……。
さすがに我慢できなくなった姉は、チクリと小言を送信。
全然響いていない……(涙)。
そりゃ落ち込むよね。
胃カメラ検査を無事に終え、病院を出ようとしたところ、あーちゃんが1本の傘をつかみ「これ、私の傘よね?」と姉に聞いたそう。姉はその傘に見覚えがなく、雨が降りそうな天気でもありませんでした。その傘は持ち手が変わった形をしていたので、そんな形の傘を持っていたかあーちゃんに聞き返すと「持ってないわよ!」と普通の顔をして言われ、なぜ自分の物だと思ったのか困惑……。
最近のあーちゃんを見ていると、物の形がわからなくなっているようなので、気を付けてみていないと人の物を悪気なく持って行ってしまいそうです。