くらし情報『「本当に後悔しない…?」抗がん剤治療スタート前に決めなければいけなかったことは #40歳独身で乳がんになりました 16』

2022年2月24日 22:40

「本当に後悔しない…?」抗がん剤治療スタート前に決めなければいけなかったことは #40歳独身で乳がんになりました 16

40歳独身の私が卵子を凍結保存したとしても、それを用いるのは、ホルモン剤の服用が終わる10年後。

子どもは好きだけれど、産みたい願望は持っていないし独身だし……。でも、「本当にそれで良い? 後悔しない?」ひと通り悩んだ結果、私はその場で「凍結保存はしません」と医師に告げました。

これは、あくまで私個人の考え方に基づく選択です。

妊孕性について、実際はとてもデリケートな問題で、どのような選択をするにしろ、すぐに思い切れることではないと思います。
ただでさえ「がん」のショックで頭がいっぱいいっぱいのときなのですから……。

今回、妊孕性温存療法の話題に触れるにあたって、自分の知識を再確認しようと資料を見ていたら、自治体によって補助金制度があることを知りました。主にはAYA世代と呼ばれる、若い世代のがん患者が対象のようです。

こういう制度はもっと広く知られたら良いな、と思っています。

次回は、がんを全摘するか、部分切除するかを考えたときについてお話しします。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。

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