くらし情報『閉経後の女性に多発!? おなかに激痛が走る尿路結石症と更年期の関係とは? 【医師監修】』

2022年8月15日 03:10

閉経後の女性に多発!? おなかに激痛が走る尿路結石症と更年期の関係とは? 【医師監修】

下腹部を抑える女性のイメージ


閉経後の女性に見られる病気の1つである「尿路結石症」。腎臓にできた結石が尿管などの尿の通り道を通過することで、激痛をもたらす病気です。どうして閉経後の女性の罹患率が高いのか。泌尿器科医の窪田徹矢先生にお伺いしました。

教えてくれたのは…
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。
日本泌尿器科学会専門医・指導医。

★関連記事:突然の激痛に二度となりたくない人が続出する尿路結石症。ついやりがちな発症のリスクとは【医師監修】

どうして閉経後にリスクが上がるのか

手でハート作る女性のイメージ

閉経によるエストロゲンの減少
尿路結石症の主な原因は暴飲暴食や運動不足といった生活習慣の乱れです。しかし、体内のホルモンの分泌が減ることでも尿路結石症になるといわれています。

尿路結石症の罹患は男女比が2:1と男性に多い病気。男性は食生活が乱れがちな30〜44歳の罹患率が最も高いのに対し、女性は閉経を迎える40〜50代に多い病気とされています。

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