くらし情報『40代以降に急増!「頻尿・尿漏れ」は老化でなく病気?受診しないとダメ?【医師解説】』

2023年9月23日 11:10

40代以降に急増!「頻尿・尿漏れ」は老化でなく病気?受診しないとダメ?【医師解説】

トイレに行きたい女性


1日に何度もトイレに行きたくなる「頻尿」や、くしゃみやジャンプしたときに尿が漏れる「尿漏れ」。ともに40代以降から増える排尿の悩みです。加齢や老化のせい、そんなことで受診なんて……とやり過ごしていませんか。数多くの頻尿や尿漏れの症例を見てきた泌尿器科医の窪田徹矢先生に、泌尿器科の診察や治療のこと、そして受診の目安について聞きました。

教えてくれたのは…
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。
日本泌尿器科学会専門医・指導医。

40代からなぜ頻尿と尿漏れが増える?

骨盤底筋

骨盤底筋の緩みが原因
頻尿や尿漏れは40代以降から増えてくるといいますが、それはなぜなのでしょうか。

「まず、大きな原因は骨盤底筋の緩みです。骨盤底筋とは、尿道、腟、肛門の周りを囲む筋肉の集まりで、ハンモックのように下から臓器を支えています。

更年期に女性ホルモンのエストロゲンが減少すると、潤いや弾力が落ちて筋肉量も減少します。

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