若い世代は飼育意向が強い「エキゾチックペット」感染症や密輸の問題も
が飼ってみたいと回答(そう思う・ややそう思うと回答)。
特に若い世代で人気が高く、接触・飼育意向を持つ人の割合は10代では2倍近くに上ったほか、10代男女、20代男性、30代女性で触れてみたい割合が50%を超えました。
95%が「問題だと思う・やや問題だと思う」と回答エキゾチックペットには、動物から人に感染する病気(動物由来感染症)のリスクや、ペットにかかるストレス、絶滅危惧種や密輸問題、外来種による生態系への影響など、さまざまな問題があります。
これらの問題について情報提供した結果、95%が問題だと思う・やや問題だと思うと回答し、最も重要な問題として60%が感染症、次いで18%が絶滅危惧種を挙げました。
しかし情報提供後も、25%が触れてみたい、14%が飼ってみたいと回答し、特に後者の減少幅は情報提供前と比べてわずかでした。日本のエキゾチックペット利用に関わる問題を解決するためには、適切な規制を早期に導入する政策努力に加えて、一般への広い普及啓発による社会規範の醸成、さらに潜在消費者にターゲットを絞った行動変容と事業者側の改善が欠かせないことが明らかになりました。
可愛くて癒されるエキゾチックペットですが、安易に飼おうとせず、背景にある問題にも目を向けたほうが良さそうです。