ペット保険が人気
通常、ペット医療では人間と同じような健康保険の制度はなく、診療費は全額飼い主が負担する。ペットを飼う人が増え、高度な治療を希望する飼い主も増えていることから、病気の際の医療費を補償する「ペット保険」が今、人気だ。
保険信頼度の向上により過去最多の加入件数
「富士経済」の調査によると、加入件数は10年12月末で54万1000件で過去最多になる見通しだ。保険の信頼度が向上した結果だという。
これまでは、任意団体による共済形式で、監督官庁や根拠法が存在しなかったこともあり、ペット保険は倒産が相次ぐなど問題化していた。
しかし、06年4月に施行された改正保険業法により、ペット保険についても保険業の免許や財務局への登録が必要になった。それを受け、既存業者は大半が廃業し、現在は損保などの約10社が取り扱うのみだ。
細分化する補償内容
補償の内容は、通院費や手術代を30~100%の範囲で補償したりするだけでなく、ペットが他人にけがをさせた場合の損害賠償や葬儀代を出したりする特約も存在する。
今や、補償の条件や補償内容など、人間の保険同様に細かくなってきているので加入する際は注意が必要だ。
ペットが家族として確固たる地位を築いている現在の状況をみれば、これからもペット保険がますます加入数を増やしていくことは明白なように思える。
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