【子育てパパ・ママのための、お金の習慣】働くママが年収アップを目指すための「仕事の習慣」
[仕事の習慣2] 会社の利益を常に意識する
年収を上げるのが上手な人は、「会社の利益に貢献するために、自分は何をするべきか」を常に意識しています。給与の源である会社の利益に貢献すれば、評価が上がり、収入が増えることを知っているからです。一方、なかなか年収が上がらない人は「なんで自分の給与は上がらないのか」と、不遇な自分にフォーカスしているケースが多いようです。「上司が●●さんばかり可愛がっている」「子どもを産んでから、大事な仕事は任されなくなった。早く辞めさせたいのでは?」・・・なんて考え出すと、不平不満や疑心暗鬼が頭の中を占領してしまいます。
会社の利益を上げるには、(1)売上を上げる、(2)コストを下げる、(3)返品等のリスクを下げる、(4)企業資産を有効活用する、(5)企業イメージを上げる、等様々な方法があります。あなたの立場でできることはないか、スキマ時間に考える習慣をつけましょう。そうすることで職場でのあなたの行動や言動が変わります。
それが評価アップにつながり、昇給・昇進等につながり、年収アップに結びつきます。
アクセルとブレーキを一緒に踏まない
働くママの年収アップを阻む思考の1つに「仕事と育児の両立が難しくなるので、重要ポストには就きたくない」というのがあります。パートナーが家事や育児に非協力的である家庭ほど、その傾向が高いようです。
しかし、保育園児を育てながら部下のマネジメントをしている女性リーダーや女性社長の知り合いに聞いてみると、「工夫は必要だけど、なんとかなる」と言っています。
たとえば、住まいを実家や仲の良い親戚・知人宅の近くに引っ越して、会議が長引いたりしたときにヘルプをお願いしているご家庭は多いです。実家が遠く、パートナーのサポートを得難い場合はベビーシッターを雇って、保育園のお迎えと食事の準備を頼んでいる人もいます。また、短時間勤務で自分が帰宅したあとのマネジメントを直属の部下に頼んだり、スマートフォンやスカイプ等を活用して在宅対応可能な環境を整えたりしている人もいました。
ある大手玩具メーカーで取締役を務める女性は、こんなことを言っていました。
「保育園のお迎えがいつも最後で、寂しそうな目をしている子どもを見ていて思ったんです。この子にこんな思いをさせているのだから、せめて仕事は楽しくやろう!って。そう心に誓って働き続けたら、ここまできました」
と。そして、