【知って得する!保険の基本】入院にかかる費用はどれくらい?
上記表より、働き盛りの40歳代の金額が最も高いことがわかります。一般的に40歳代は、教育費や住宅ローンを抱えている世代です。入院が長期にわたると、生活そのものに支障がでてきますので、その備えも必要となります。
入院費用はどのように準備している?
入院費用としての準備は、どのような手段をとっているのでしょうか。
図2 直近の入院時の自己負担費用や逸失収入の充当手段(複数回答)
資料:(公財)生命保険文化センター「平成25年度 生活保障に関する調査」をもとに作成
図2をみてみると、入院経験がある人の直近の入院時の自己負担費用や逸失収入の充当手段は、「生命保険」が60%以上となっていて、次いで、「預貯金」と続きます。少なくとも約60%の人は、生命保険で入院費用の準備ができているといえるでしょう。
医療保険の保障内容は、1日あたりの入院日額と手術費用の保障が基本です。上記データをもとに保険設計を考えるとわかりやすいでしょう。公的医療保障では、高額療養費で「治療費」を、傷病手当金で「収入減」を手当てできますが、それでも賄いきれない部分を医療保険でカバーしましょう。
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