【知って得する!保険の基本】Q:「共済の医療共済」と「民間の医療保険」との違いを教えてください。
■年1回の「割戻金」がある
多くの共済では、毎年の支給した共済金と必要経費の実績に応じ、剰余金が出た場合に「割戻金」が支給されます。
もともと「共済」は非営利団体であるため、発生した剰余が還元される仕組みになっています。ただし、あくまでも「剰余」の還元ですから、必ず約束されているわけではなく、金額も毎年変動します。
民間の医療保険の特徴
■民間の医療保険の「定期タイプ」と「終身タイプ」
民間の医療保険の多くは、タイプにかかわらず、加入時の年齢や性別により保険料が変わります。
民間の医療保険の「定期タイプ」と「終身タイプ」の大きな違いは、保険期間が一生涯続くかどうかということです。
定期型は、保険期間が一定期間または一定年齢までに定められており、満了時に自動更新するプランと、しないプランがあります。更新する際には、その時の年齢や保険料率で新たに保険料が計算されるため注意が必要です。
万一経営破たんした場合の相違
民間の生命保険会社が経営破たんした場合、「生命保険契約者保護機構」という公的な機構によって一定の契約者保護が図られます。
一方、共済が経営破たんした場合には、公的な保護はありません。
このように、「共済」も「民間の医療保険」にも、それぞれの特徴がありますので、ご自身の希望する保障や、保障を活用しようと思う年齢によってプランを選択することが大切だといえます。
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