くらし情報『5分でわかる!家計簿相談室 『教育費や住居費、老後のことを考えたとき、今の収入で大丈夫か心配。』』

5分でわかる!家計簿相談室 『教育費や住居費、老後のことを考えたとき、今の収入で大丈夫か心配。』

目次

・【ご相談】教育費や住居費、老後のことを考えたとき、今の収入で大丈夫か心配。
・【回答】お子さまの出産・育児期間以外はパート勤めし、3,500万円の住宅を購入された場合、約20年後にお金が足りなくなる可能性があります。しかし、収入を増やしたり支出を減らしたりして、今よりも1カ月25,000円ほど収支増の家計に改善できれば、平均余命まで黒字がキープできそうです。働ける環境にあるときは、思い切って正社員になることを考えてみてもいいのではないでしょうか。
5分でわかる!家計簿相談室 『教育費や住居費、老後のことを考えたとき、今の収入で大丈夫か心配。』

【ご相談】教育費や住居費、老後のことを考えたとき、今の収入で大丈夫か心配。

28歳パート勤務の女性です。今27歳の夫が30歳~33歳頃に、3,500万円程度の住宅購入を考えています。このままの収入で、教育費や住宅ローン、さらに老後のことを考えると、お金が足りなくなるのではないかと不安になり、このままパートで働くよりも正社員で働いた方がいいのではないかと悩んでいます。このままだと、いつ頃、いくらくらい足りなくなるのかを教えてください。

奈良県在住 大田 美樹さん (仮名)

5分でわかる!家計簿相談室 『教育費や住居費、老後のことを考えたとき、今の収入で大丈夫か心配。』

【回答】お子さまの出産・育児期間以外はパート勤めし、3,500万円の住宅を購入された場合、約20年後にお金が足りなくなる可能性があります。しかし、収入を増やしたり支出を減らしたりして、今よりも1カ月25,000円ほど収支増の家計に改善できれば、平均余命まで黒字がキープできそうです。働ける環境にあるときは、思い切って正社員になることを考えてみてもいいのではないでしょうか。

(ファイナンシャルプランナー 中垣 香代子からのアドバイス)
「人生の三大支出」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。これは、人が生活していく上で必要なお金の中でも大きな割合を占める、3種類の費用のことです。1つ目は住宅にかかわる費用、2つ目は子どもにかかわる費用、3つめは老後の生活にかかわる費用です。大田さまはパートで働き続けた場合に、これから先に控えている三大支出を乗り切ることができるのかがご心配なのですね。まだ20代という若さで先々のことを考えておられ、素晴らしいです。

住宅購入やお子さまの誕生など、これからかなえたい夢がたくさんですね。思い描く生活が経済的に可能かどうかを知るためには、毎年の収支と貯蓄残高をシミュレーションすることが一番です。

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