2018年3月13日 19:00
マンション買うなら知っておきたい、区分所有者数とは【不動産用語集】
複数の他人が同じ建物内に住んでいるわけですから、当然トラブルの発生も考えられます。それを未然に防ぐべく、住人たちの権利関係を調整するのが区分所有法です。
区分所有者数ってなに?
上記のような、区分所有建物である分譲マンションの一住戸(専有部分)を所有している人のことを「区分所有者」といいます。
この区分所有者にできることは3つあります。
管理組合を結成できる
集会において管理規約の議決権を行使できる
集会において管理規約のほかの議決案を議決できる
区分所有者は、上記のように集会で議決権を行使することができます。では議決権を行使できる決議とは具体的に何があるのでしょうか。
それには、上記2のような通常の案件に関する「普通決議」と、共用部分などの規約の変更といった「特別決議」とがあります。
どちらの決議を行うにしても、区分所有者数の一定以上の賛成が必要です。
普通決議区分所有者数の過半数の出席と議決権の過半数の賛成で可決
特別決議区分所有者数の4分の3以上の出席と議決権の4分の3以上の賛成で可決
問題は、この「区分所有者数」の定義なわけですが、それは以下の方法で求めた数となります。