外国人向け多言語フリーマガジン『att.JAPAN』創刊20周年記念 日本語版『あっと!日本』を創刊
■外国人が発見した日本の魅力を、日本の方にも
創刊以来、インバウンド市場を取り巻く環境は大きく変わり、2019年には過去最多となる3,188万人以上の外国人が日本を訪れました。『att.JAPAN』の読者アンケートの結果や実際に読者の方々との交流を通して見ると、外国人旅行者は実に様々な日本の魅力にひかれ、全国各地の情報を収集しています。
たとえば山口県長門市の「元乃隅神社」は、2017年9月10日発行の『att.JAPAN』ISSUE 81の山口県特集で取り上げ、表紙も飾ったスポットです。この地が2015年に米国CNNの「Japan’s 31 Most Beautiful Places(日本の最も美しい場所31選)」に選ばれたことを契機に、2005年~2015年は年間約110~120万人で推移していた同市の観光客数は、2016年に約150万人、2017年には約215万人と右肩上がりに。
取材当時の2017年3月は、現地では外国人観光客が2、3組いる程度でしたが、日本海に向かって連なる123基の赤い鳥居と木々、断崖と波しぶきという組み合わせは、日本らしいと人気になるのも納得の風景でした。