RNA合成酵素は遺伝子発現に抑制的にも作用することを発見
を見出しました。これらの研究成果は、ゲノムから利用される遺伝子が選択される仕組み、また、抑圧される仕組みの本質的な理解に役立ちます。また、微生物のゲノム機能を利用した物質生産や環境浄化、また病原性微生物の理解などの応用分野にも役立つことが期待されます。
■ 4.発表論文
<タイトル>
The whole set of constitutive promoters for RpoN sigma factor and the regulatory role of its enhancer protein NtrC in Escherichia coli K-12.
<著者名>
Tomohiro Shimada, Shun Furuhata, Akira Ishihama
<雑誌名>
Microbial Genomics
<DOI>
10.1099/mgen.0.000653
■ 研究グループ
明治大学 農学部農芸化学科
応用生化学研究室(2022年度よりゲノム微生物学研究室へと改称)
・専任准教授 島田 友裕(しまだ ともひろ)
・博士前期課程1年生 古幡 駿(ふるはた しゅん)