2022年3月22日 10:00
2022(令和4)年度国立博物館収蔵品貸与促進事業 実施対象館が決定 国立博物館所蔵の文化財113件が愛知・島根・栃木・鹿児島・滋賀・沖縄に里帰り!
古墳時代後期には、古墳の一角を区切り、人物や動物、武具等の様々な器物を表現した埴輪を並べ、被葬者の生前の活躍や首長継承のまつりを再現するようになります。こうして埴輪は、より表情豊かで多彩なものへと変化していきました。本展では、東京国立博物館から「馬形埴輪」(重要文化財)をはじめとする考古資料を貸し出し、そのほか山陰地域出土の形象埴輪を中心に、人物や動物をかたどった様々な埴輪を展示します。制作時期や地域ごとの特徴や違いといった考古学的な比較だけでなく、個々のハニワが持つデフォルメの妙や豊かな表情など、形象埴輪の魅力を紹介します。
重要文化財 馬形埴輪 古墳時代・6世紀 埼玉県熊谷市上中条出土 東京国立博物館蔵
◆足利市立美術館
「あしかがの歴史と文化再発見!」 貸与予定件数:16件
足利ゆかりの文化財から市の歴史と文化を辿る展覧会
会期 : 2022年4年7月30日(土)~2022年4年10月10日(月・祝)
URL :
http://www.watv.ne.jp/ashi-bi/
公式Twitter:
https://twitter.com/ashikagamuseum
みどころ : 2021年に市制100周年を迎えた足利市では、100周年記念に続く取り組みとして、郷土を見つめ直す企画展を開催します。