明治27年(1894年)創業、ゆかた製造卸「三勝(さんかつ)」歌川国芳作「荷宝蔵(にたからぐら)壁のむだ書き」ほか、2022年夏のゆかた新作を発表!
柄番:2311/生地:綿紬ネズ/黒糸の節が特徴の赤坂紬という綿紬
*歌川国芳「荷宝蔵壁のむだ書き」
天保の改革で奢侈禁止令(贅沢禁止令)が初令され、役者絵や美人画も取締り対象になり、国芳らしい反骨精神で落書きを装い、描いたものと伝えられます。
四代目尾上梅幸の当たり役・花園や、五代目澤村宗十郎の清七、心中場面の相合い傘、尻尾が二股になっている猫の妖怪・猫又などをデザインしました。なお「大でき」とは、「とてもよい」「お気に入り」「上出来」といった意味。令和4年がよい一年になるよう、デザインに願いをこめました。
柄番:2312/生地:刺し子/火消し半纏で使われる刺し子生地
□歌川国芳「荷宝蔵壁のむだ書き」
・素材 :綿100%
・反物巾 :約40cm×長さ:約13m(乱規格)
・反物価格:各77,000円(税込)
歌川国芳「荷宝蔵壁のむだ書き」着姿イメージ
2枚の伊勢型紙を重ねた状態
2枚目の型を持ち上げた様子。型ごとに染める部分が異なる
■三勝ゆかた博物館の所蔵するアーカイブ柄から「蜻蛉(とんぼ)」と「薊(あざみ)」を復刻!新たな生地と色合いによって、今年らしい新鮮なゆかたを提案します
2022年の新作ゆかたとして、三勝ゆかた博物館の所蔵するアーカイブ柄から「蜻蛉(とんぼ)」