くらし情報『「ボテロ展 ふくよかな魔法」名古屋市美術館にて7月16日(土)から開催!』

2022年7月13日 11:00

「ボテロ展 ふくよかな魔法」名古屋市美術館にて7月16日(土)から開催!

「ボリュームを通して、生命の高揚感が生み出されるが、デフォルメにより芸術には不均衡が生じる。それは再構築されなければならないが、一貫した様式によってのみ、デフォルメは自然となる」と、ボテロは言います。静物画はボテロが繰り返し描くテーマの一つですが、彼の様式は、これを通してこそ生まれて来るものといえるでしょう。

「ボテロ展 ふくよかな魔法」名古屋市美術館にて7月16日(土)から開催!

フェルナンド・ボテロ《黄色の花》(3点組) 2006年 油彩/カンヴァス

第3章 信仰の世界
ボテロの全ての作品においては、青年時代の記憶が創作活動の主題となっています。
宗教的なテーマへの関心は、聖職者の世界とそこにあるかたち、色彩、衣装、そしてその造形的で詩的な側面を絵画的に探究するためのものであり、ボテロはユーモアと風刺をもって人物にアプローチしています。司教、修道女、司祭、枢機卿は1930年代から40年代のボテロの故郷メデジンでは突出した地位にあり、彼らを描くことで作品には、ある種の懐かしさとともに風刺とユーモアがあふれてくるのです。こうした作品は、ときに予想外で驚きに満ち、起こりそうもない世界を表現してもいます。


「ボテロ展 ふくよかな魔法」名古屋市美術館にて7月16日(土)から開催!

フェルナンド・ボテロ《守護天使》2015年 油彩/カンヴァス

第4章 ラテンアメリカの世界
1956年、23歳のボテロはメキシコ芸術に出会いますが、このことは一つのターニングポイントとなります。

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