くらし情報『一般市民の戦争による深い苦痛を表現したインスタレーション作品「長崎平和集会」を発表 8月9日の1日限りの展示を長崎県美術館2階コンサートホールで開催』

2022年8月5日 18:00

一般市民の戦争による深い苦痛を表現したインスタレーション作品「長崎平和集会」を発表 8月9日の1日限りの展示を長崎県美術館2階コンサートホールで開催

が、その背景の一部に存在したと考えています。アメリカ大統領ハリー・S・トルーマンは「これは歴史上最も偉大な組織的科学の成果である」という有名な言葉を自ら残しています。二人にとってこの言葉は、アメリカという国の国力と能力の誇示を意図し、原爆投下を重要な科学的成果と位置付けていたこと、また同時に罪のない日本の一般市民に何世代にも渡る傷痕を残す可能性があったにも関わらず、それを無視したことを物語っているのです。この言葉には、政治的なシナリオに沿った恐怖が盛り込まれていると考えています。

今回、長崎で生まれ育った坂本とその家族は、西欧民主主義のシンボルであるアメリカのホワイトハウスをテーマにしたモロドキンの作品に協力し、実際に自分たちの血液を提供しました。原爆投下から2世代を経た彼らの血は、まさに「放射能の血統」を受け継ぎ、手遅れになる前に核の使用を阻止すべく、世界に対して警告を鳴らし続けています。被爆の影響は長期にわたり、世代を超えて受け継がれた放射能は、先天性異常、がん、他の健康問題を引き起こし続けているとも言われています。<坂本真のコメント>
「私の祖父は13歳で被爆し、地獄のような風景の中を50キロも歩いたそうです。

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