2022年11月24日 13:30
11月28日開幕 舞台『大阪環状線』 テレビから劇場へ。太田夢莉(元NMB48)が関西弁で挑む、大阪発カルチャーの原動力とは?
「十八世中村勘三郎さんをはじめとする出演俳優のみなさんが、日本一長い天神橋筋商店街の6丁目から大阪天満宮までを人力車に乗ってお練りしたんです。商店街のみなさんの温かい声援が本当にありがたい行事でした」。
大阪松竹座・藤田孝支配人
そんなご縁のあるカンテレに、今度は大阪松竹座から「何か新しいシリーズを」とドラマ『大阪環状線』とコラボ。19年、21年と大阪松竹座で舞台シリーズ化されました。ドラマのコンセプトを引き継ぎ、第3弾は天満駅界わいを舞台にした家族の愛の物語。だが今回はこれまでの2作とテイストが違います。松竹新喜劇の名作『大人の童話』を第1幕に、第2幕はその14年後の設定で描いたオリジナル作品です。「すばらしい演目を数多く持つ松竹新喜劇の“上方”ならではのお芝居に、新しい息吹を吹き込んで次の時代につないでいく。
大阪の芝居の街・道頓堀にある、歴史ある劇場として大事な企画だと楽しみにしています」。
また、今回の公演は、18歳以下の人は無料で観劇できる文化庁子供文化芸術活動支援事業の対象公演。席も原則、1階席を準備しています。お母さんに連れられ、初めて劇場を訪れた太田夢莉さんのように「これからの世代の子供たちと親御さんに大阪発の舞台の魅力を、まずは無料で見ていただけるチャンスを」