2022年12月13日 16:30
「吉本興業を退職して俳優になりました」脱サラ俳優山下征志が6度目の一人芝居に挑む!
そう語る山下はドラマや舞台の仕事と同じように「何よりも自分が成長できる場所」と位置付ける一人芝居公演に度々挑んできました。
コロナ禍で少し期間が空いてしまい、今回約3年半ぶりとなる6度目の一人芝居に挑みます。
「自分で作品を作り、自分で演出をし、自分で演じる。誰も助けてくれない孤独な空間。でも、誰にも縛られない自由な空間。一つの言い訳も許されない、素の自分との戦いです。しんどいですけど、役者としてこれほど面白い仕事はありません。」(山下)
山下にとって一人芝居はまさに自分が役者を志した原点であり、自身の理想を追い続ける戦いの場でもあります。
役者としての転換点は2019年。
小林賢太郎氏が率いるコント公演「カジャラ」に黒子として抜擢され、小林氏やなだぎ武氏を始めとする6名の公演レギュラーメンバーと共に全国10都市を回りました。
「制作段階から全てにおいてプロフェッショナル。一分も妥協なく自分が求める舞台を追求していく賢太郎さんの姿は、芝居をしていく上での理想形だと思いました。自分に照らし合わせた時に僕はあれほど自分を追い込めているのか?どこかで妥協していたんじゃないのか?と、それまでの自分を振り返って強く反省しました。」