観光業界で学び直しのニーズが高まる【リカレント教育(社会人の学び直し)に関する意識調査】

のニーズが他業種より高くなっています。
・宿泊業経験者では「観光地・観光地域づくりに関する知識」「ホスピタリティに関する知識」「SDGs等、持続可能な社会づくりに関する知識」「ファイナンス等、財務・経理・会計に関する知識」「リーダーシップに関する知識」のニーズが他業種より高くなっています。

＜調査結果から考えられること＞
・リカレント教育の参加者数と受講希望者数の間にギャップがあることから、実際にはリカレント教育による学び直しを必要としていても、受講する環境が整っていないことが考えられます。
・経験業種や職種によって、身に付けたい知識や技能に違いがあるため、従業員のニーズに合わせたリスキリングの機会を提供することが必要と考えられます。
・特にコロナ禍前から人手不足が課題となっている宿泊業では、待遇や職場環境だけではなく、キャリアパスが不明瞭なことも離職率が高い要因の一つだと考えられています。そこでキャリアパスを明示し、キャリアステージに合わせたリスキリングの制度を導入することが、従業員のエンゲージメントを高めることにも寄与すると考えられます。
・身に付けたい知識・技能の中で「観光地・観光地域づくりに関する知識」