2023年3月2日 10:00
福島浪江の子ども達に学ぶ 命を守る授業「自分ごと」として備えるために
として考える地域の防災
続いて、全国の参加校に向けて、なみえ創成小6年生児童によるプレゼンテーションが行われました。震災当時に起こったこと、また、現在学校で行われている防災教育、浪江町の復興などについてもふれ、地域や先生方から受け継がれている被災の教訓を全国の子ども達に伝えました。子ども達は「浪江町では津波の時避難せずに命を落とした人がたくさんいました。」「救える命を落とさないよう、私たちはたくさん勉強して伝えていかなければいけないと思います。」と力強く話してくれました。
また、他の地域の小学校に向けては「私たちが大きくなったら、どこに住むか分かりませんので、色々な地域での防災について学びたい。」とも話してくれました。他の小学校からは「地震が起きた時に上級生がしなければならない事は何ですか」といった質問があり、「下級生の手をつないであげる、励ましの言葉をかけてあげるといった事で安心させてあげることが大切だと思います。」と答えるなど各地の小学校を結んだ活発な話し合いが行われました。
※なみえ創成小学校の生徒による発表と小学校を結んだ話し合いの様子
■ 命を守るために備えてほしい非常食の重要性
後半のパートでは、実際にアルファ米を体験しながら、非常食の重要性についても理解を深めました。