2024年2月20日 11:00
劇団「地点」、五感で楽しむ新企画〈文学カフェ〉と『ブルグント公女イヴォナ』を週替わりで上演
京都を拠点とする劇団「地点」(運営会社:合同会社地点)は、本拠地となるアトリエ「アンダースロー」(京都市左京区)で、新企画〈文学カフェ〉を始動します。第一弾となる3月23日・24日の上演では、イディッシュ文学の最重要作家と目されるデル・ニステルの『塀のそばで』を新訳でお届け。また、3月28日から30日にはレパートリー作品から、ヴィトルト・ゴンブローヴィチの『ブルグント公女イヴォナ』を再演し、東欧の作家たちによる、一筋縄ではいかない世界の魅力を週替わりで上演します。
アンダースローで新企画がローンチ!
■新企画〈文学カフェ〉とは
ロシアや東欧には、詩人や作家が新作を書き上げると文学サロンやカフェなどで朗読を行うという文化があり、聴衆と作家の交流の場になってきました。
お茶や食事を楽しみながら、文化の薫りや文学にどっぷり浸るひとときは、たまらなく贅沢な時間です。
一昨年オープンしたタッパウェイと共同で、そのような〈文学カフェ〉をアンダースローに出現させようというのが、この新企画です。短編小説、散文を中心にノーカットでお届け。また、お茶とお菓子をサーブし、解説つきというサロン的な雰囲気も含めてお楽しみいただければと思っています。