【出生率低下に対するZ世代の見解は?】都内在住のZ世代、8割以上が「出生率低下」を懸念 結婚を意識している約7割が、将来「子どもを持ちたい」意向
が、合計特殊出生率1.20(東京は0.99)ということを知っている」と回答した、都内在住のZ世代(20~26歳)の男女105名を対象に、Z世代の理想の結婚に関する意識調査を実施しました。
まず、Z世代の約8割が、合計特殊出生率の低下に対して「心配」と回答し、その理由としては、「若年層の経済的負担が増すから」(64.7%)、「少子高齢化がさらに加速するから」(52.9%)が上位を占めました。また、理想の結婚年齢については「25歳以上~30歳未満」が57.1%で最も多く、結婚相手に求める条件としては「一緒にいて安心できる」(61.7%)が最も重要視されています。さらに、「結婚したくない」と考えていない約7割のZ世代が、結婚後に「子どもを持ちたい」と回答し、その理由として「子どもが好きだから」(38.1%)や「両親に孫を見せたいから」(38.1%)が挙げられました。別居婚については、約6割が「肯定的」に捉えていることもわかりました。
今回の調査では、Z世代の結婚観と合計特殊出生率低下に対する意識が明らかになりました。出生率の低下に対する懸念が強いことの背景には、Z世代が抱える経済的不安や、結婚・子育ての環境の整備不足の問題があると考えられます。