くらし情報『ハートブリッジ協同組合理事長、行政書士金子英隆氏のインタビュー記事を人民日報海外版日本月刊にて公開』

ハートブリッジ協同組合理事長、行政書士金子英隆氏のインタビュー記事を人民日報海外版日本月刊にて公開

富士山の麓にある平凡だが賑やかな家、それが金子氏の祖母の家だった。記憶の中では、その家にはいつも人の出入りが絶えなかった。それが成功した事業家であろうと、貧困にあえぐ老人であろうと、祖母はいつも辛抱強く応待し、じっくりと話を聞いた。細身の祖母は「みんなのお母さん」となり、何か困ったことに遭遇するといつも彼女を頼りにした。これが、幼い金子氏の心に最初に芽生えた愛と優しさの種だったのかもしれない。
金子氏は三味線を弾くのがうまい。沖縄を通じて日本に広まり、さまざまな芸術分野で生み出されてきたこの楽器が心に響くたびに、長い歴史を持つ国への憧れを深めていった。妻の趙詩蔓さんとの出会いは、外国人技能実習生との交流活動から始まった。
中国の東北地方で生まれ、損得を気にせず、温かく誠実に人と接するその女性は、彼の想像する古代文明の国にぴったりと重なった。彼の妻は素直で有能であり、二人は意見が合わないこともあるが、価値観を共有しているので常に合理的な解決策を見いだすことができ、二人の心血を注いだ「ハートブリッジ協同組合」は健やかに成長している。
特に中国からの実習生は、とても実直だ。彼らは質素に暮らし、日本で働きながら得た給料をできる限り貯金し、母国の家族のために多くのお金を残している。

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