フェミニズム視点からみた木村悠介 新作公演『ハムレットの女たち』を10月4日に公演
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■『ハムレットの女たち』
ウィリアム・シェイクスピアの『ハムレット』を原作に、木村自身の新訳、他の様々なテキストの引用と改作からなる新作として、現代のフェミニズムの視点を大胆に取り入れた『ハムレットの女たち』を上演します。木村はこれまでもサミュエル・ベケット『わたしじゃない』を自らの新訳で上演しており、その翻訳は装飾性を排したソリッドな言語感覚を持ち、木村のミニマリスティックでストイックな演出と相まって、優れた成果を上げています。様々なテキストの再構築や既存戯曲などによる作品制作を行ってきた木村が、今回、初めて自身の手で戯曲を執筆します。本作は、木村が2016年にベルリンから帰国し、ベケットからスタートした〈言葉〉への探求のひとつの集大成となるでしょう。
原作『ハムレット』からハムレットと、多くの登場人物の中でたった2人の女性であるオフィーリアとガートルードの3人のみを抜き出し、現代のフェミニズム視点から全く新しい〈ハムレット〉を浮かび上がらせます。