日本人初、女子高校生がCERN(スイス・ジュネーブ)で素粒子実験を終了
から26日(木)です。滞在中のスケジュールは以下の通りです。
スケジュール(スイス・ジュネーブ)
9月11日(水)~9月15日(日) 現地到着、施設見学および利用案内など
実験準備・データ解析練習・ワークショップ
全チームとの打ち合わせ等
9月16日(月) Beamline for Schools 10周年記念式典
各チーム(Sakura Particles、Mavericks、SPEEDers)
生徒たちによるプレゼンテーション
各チーム国大使による祝辞
(日本からは在ジュネーブ国際機関
日本政府代表部尾池厚之特命全権大使)
生徒たちによる実験施設内での実験内容紹介
9月16日(月)~9月25日(水) ビームライン実験
データ解析等
全チームとの打ち合わせ等
9月26日(木) 現地出発
■実験結果
二次元検出器の異なる13点に対してビーム照射を行いました。そのうち6点について現地で解析を行い、想定していたビーム位置を再構成できることを確認できました(図5)。
残りの測定点に対しても帰国後解析を行い、最終的な検出器の位置決定精度を評価する予定です。
図5 CERNでの実験結果
図6 検出器の最終確認
図7 検出器の設置の様子
図8 データ解析
■今後について
今後については、引き続き、Sakura Particlesメンバー主体で実験結果をまとめ、物理教育関係雑誌への論文投稿、2024年12月に実施されるアメリカ地球物理学連合(AGU)