第40回「都市公園等コンクール」にて「葛西海浜公園」が国土交通省都市局長賞を受賞
を拾っている様子
また、保全に寄与する活動で、海の賑わいが回復しています。一般の利用者にも、環境保全の必要性を理解してもらうため、事業者とビジョンを共有しました。事業の収入を横断幕やキャンペーンパンフレットの作成など、保全活動に還元しています。
ひがたあそびマナーアップキャンペーンのパンフレット
葛西海浜公園がラムサール条約湿地のある公園として、価値を顕在化し、記念イベントの実施や多様な媒体での周知などを通じて公園のブランディングを図りました。
ラムサール条約湿地 登録記念イベント
■これからの成果と今後の展望
35年前に回復した人口なぎさの自然を、現在のニーズや状況を踏まえ、多くの人のかかわりによって、みんなの海として再び回復させてきました。自然環境と海を楽しむ風景を持続的に回復する循環システムを、環境保全モデルとして確立してきました。今後は日本・世界の生物多様性ホットスポットと情報を共有し、人と自然の共生を回復する拠点として、東京ベイエリアのサステナブル・リカバリー※2を牽引していきます。
※2 サステナブル・リカバリー
東京都が提唱した、新型コロナウイルス感染症からの経済復興を目指す潮流を、人々の持続可能な生活を実現する観点にまで広げた「持続可能な回復」